一級畑フォントニは、特級畑リュショット・シャンベルタンに隣接した畑です。斜面上部の痩せた土地は、豊富なミネラルときめ細かいタンニンをワインに与えます。
ミネラルの要素を感じられ、凝縮感のある果実味が魅力。透明感のある酸味はワインにフィネスを与え、潰した赤系果実や赤バラの風味が余韻として長く続きます。熟成後の変化も愉しみな1本です。
平均樹齢60年。
産地: フランス - ブルゴーニュ
ブドウ品種: ピノ・ノワール(100%)
赤
醸造・熟成 バリック18-20ヶ月(新樽100%)
ジョルジュ・ノエラは、シャルル・ノエラ(ルロワの礎となったドメーヌ)の兄弟にあたり、現在は6代目当主のマキシム・シュルラン・ノエラが20代にして祖母のマリー・テレーズ(ジョルジュの娘)からドメーヌを受け継ぎ、2010年からワイン造りを取り仕切っています。
所有する畑から収穫されたブドウを、すべて自らのワインとしてリリースしています。ジョルジュ・ノエラは、コート・ド・ニュイの南西向き斜面を中心に、ヴォーヌ・ロマネには、グラン・クリュのグラン・エシェゾーを筆頭に、プルミエ・クリュのレ・ボーモン、レ・ショーム、レ・プティ・モンを所有。また、ニュイ・サン・ジョルジュにもレ・ブードなど優れた畑を所有しています。畑には樹齢40〜80年程度の古樹が多く植わっており、彼らの手掛けるワインは、所有する畑のテロワールの特徴がキレイに表現された、しなやかで凝縮感に溢れた味わいで、早くも数々のグランメゾンでオンリストされるなど、これからのブルゴーニュを担う若手生産者の一人として、注目されています。