「Seiro(シーリオ)」は夜空にひときわ明るく輝く星、大犬座の「シリウス」を指しています。
このランゲ ピノ ネーロもシリウスと同じように2面性を持っています。土壌はきめの細かい粘土石灰質です。収穫は9月の上旬に行います。醸造方法は2つに分かれており、全体の50%を果皮や種と共に1200Lのスラヴォニアンオークの大樽で赤ワインとして醸造し、残りの50%は収穫後すぐに圧搾し、発酵させます。その際にピノ ネーロの果皮による淡いロゼ色のついた果汁が得られます。別々に熟成させた後、ボトリング前にブレンドしています。赤い果実のアロマに加えブラックベリー、ココアを思わせる要素が感じられます。葡萄本来のフレッシュさを保ちつつ、程よいボディのある非常にバランスの良いエレガントなワインに仕上がっています。シリウスのような輝きを持つ反面、どこかミステリアスな魅力を秘めています。
国 イタリア
生産地域1 ピエモンテ
葡萄品種 ピノ ネーロ
赤