アジアンティー、プラム、スミレ、スパイスの要素が層を成し、オークのニュアンスがしっかりとそれを支えています。
表現豊かで複雑なアロマ。口の中では、心地よい果実の凝縮感と張りのあるタンニンの見事な調和を感じます。非常に長い余韻の中には一貫してミネラルの主張が感じられます。
村名クラスを超越する、プルミエと同等の印象を受けます。
北東に位置するバス・メジエールと呼ばれる東向きの0.78 haの区画。樹齢は平均40年。
フランス ブルゴーニュ地方
ブドウ品種 ピノ・ノワール(100%)
熟成 バリック16ヶ月(新樽20%)
赤
ユドロ・ノエラはクロ・ド・ヴージョ、リシュブール、ロマネ・サン・ヴィヴァン(RSV)、マルコンソール、スショ、ボーモンなど泣く子も黙る珠玉の畑の数々を所有していることで有名だが、これらの畑はかつてブルゴーニュ屈指のドメーヌとして君臨し、最盛期にはかのアンリ・ジャイエとも比較されるほどの実力を持っていたと言われるシャルル・ノエラが所有していたもので、1978年にアラン・ユドロがシャルルの畑を1/4を引き継ぐことになったという背景がある。その後、その他の1/4はJJコンフュロンへ、残る1/2はルロワへと売却されたため、ユドロ・ノエラの持つ畑は彼らの区画と隣接しているということも見逃せない。