パストゥグラン・ロゼは、アルノーが父ジャン・ルイらと働いていた2016年に初めて自ら主導して造ったワインであり、アルノー&ソフィのブランドにとってひとつの記念碑的な存在です。初リリースから瞬く間に人気を博し、現在もドメーヌを象徴するフレッシュなロゼとして支持されています。
淡い桜の花びらの色調にフローラルで野いちごやサワーチェリーを思わせるみずみずしい酸、ジューシーな果実のエキスをうまく抽出した辛口タイプのロゼワインです。
原産国 フランス 地 方 ブルゴーニュ
品種 ピノノワール 80%、ガメイ20%
ロゼ 辛口
ドメーヌ・ロベール・シリュグのアルノー・シリュグと、ドメーヌ・ミシェル・ノエラのソフィ・ノエラが結婚し、2016年産からリリースを始めた新ブランドです。
ロベール・シリュグのマリー=フランス&ジャン=ルイ・シリュグは2022/2023ビンテージを最後に引退し、今後シリュグのぶどうはほとんどがこのドメーヌでワインとなりリリースされます。
近年、ロベール・シリュグの味わいが柔らかくなり人気が一段と高まったのは、主にアルノーの手腕によるものとも言われますが、
2024年現在建設最中の新しい醸造所とセラーで、アルノーとソフィはグラヴィティ・フロー方式を採用し、ワインを疲れさせないために機器を選定し同線にも注意を払ってレイアウトを決定しました。
シリュグで行っていたようにデリケートな抽出で、先代時代よりもピジャージュを減らしルモンタージュを増やす、
新樽比率を下げる、So2の添加量を下げて添加タイミングを状況に応じて変えるなど、
高い理想へ意欲的に挑戦しています。