リシュブールのすぐ上でクロ・パラントゥとレ・レイニョ(Aux Reignots)との間にある非常に評価の高い区画。
このワインは、深みと複雑さが特徴。畑名のプティ・モン(小さな山)とは丘の高い位置にあることが、名前の由来になっているのだろう。
ややダークな果実の香りがより大きく広がります。フィネスがあり、シルキーでひたすら柔らかい。
ブラックチェリーやスパイス、土壌由来のミネラル感が感じられる。しっかりとした骨格と豊かな果実味があり、余韻はとても洗練されて果てしなく長く続きます。
グラン・クリュと言っても全く遜色のない見事なワイン。
原産国 フランス 地 方 ブルゴーニュ
品種 ピノノワール100%
赤
ドメーヌ・ロベール・シリュグのアルノー・シリュグと、ドメーヌ・ミシェル・ノエラのソフィ・ノエラが結婚し、2016年産からリリースを始めた新ブランドです。
ロベール・シリュグのマリー=フランス&ジャン=ルイ・シリュグは2022/2023ビンテージを最後に引退し、今後シリュグのぶどうはほとんどがこのドメーヌでワインとなりリリースされます。
近年、ロベール・シリュグの味わいが柔らかくなり人気が一段と高まったのは、主にアルノーの手腕によるものとも言われますが、
2024年現在建設最中の新しい醸造所とセラーで、アルノーとソフィはグラヴィティ・フロー方式を採用し、ワインを疲れさせないために機器を選定し同線にも注意を払ってレイアウトを決定しました。
シリュグで行っていたようにデリケートな抽出で、先代時代よりもピジャージュを減らしルモンタージュを増やす、
新樽比率を下げる、So2の添加量を下げて添加タイミングを状況に応じて変えるなど、
高い理想へ意欲的に挑戦しています。