樹齢100年ものグルナッシュを使用して造られる1本。
古樹の圧倒的な凝縮された旨みと複雑なアロマが魅力です。
温かみのある土のニュアンスと、ラベンダーやスパイスの効いたフルーツケーキの香りが広がります。滑らかな質感ながら、力強い骨格を持つ筋肉質なスタイル。エネルギッシュな果実味とリッチな酸味、繊細なタンニンが調和します。生き生きとした個性が余韻までしっかりと感じられる1本です。
フランスローヌ南ローヌ
品種 グルナッシュ(99%) その他(1%)
赤 フルボディ
有名ワインガイドで最高評価の5つ星を獲得した、ローヌの優良ミクロ・ネゴシアン
現在ではタルデュー家が単独で経営を担い、南フランスに特化したワイン造りを実施。ローヌ全域にまたがる12のアペラシオンを網羅するそのコレクションは、各アペラシオンの特徴を見事に表現しているとして、フランスで高い支持を集めるテイスターが発行するグイド・デ・ヴァンベタンヌ+ドゥソーヴにて、あのDRCやルロワ、ラヤスと並ぶ最高評価をネゴシアンとして唯一獲得。
タルデュー・ローランを語る上で欠かせないのは、彼らがローヌで「ミクロ・ネゴシアン」を始めたパイオニアであるということ。ミクロ・ネゴシアンという言葉に厳密な定義はありませんが、ブドウ畑を所有せずに、契約農家からブドウを果実や果汁、発酵後のワインの状態で買い付けてワインを造る小規模生産者を指します。ブルゴーニュのルシアン・ル・モワンヌやオリヴィエ・バーンスタインがその代表的な生産者です。