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商品詳細

チャンパニス シャルドネ 2021 ヴィエ・ディ・ロマンス[619279]

販売価格: 4,500円(税別)
(税込: 4,950円)
[在庫なし]
希望小売価格: 6,000円
本数: 1本
バナナや百合などの甘く魅惑的なアロマ。キレが良くシャープな酸と厚い果実味が同時に楽しめます。引き締まったボディを持つ高品質なシャルドネです。

原産国 イタリア
地 方 フリウリ ヴェネツィア・ジューリア
地 区 フリウリ イソンツォ
品質分類・原産地呼称 フリウリ イソンツォ D.O.C.

品種 シャルドネ 100%
醗酵 ステンレスタンク/低温マセラシオン8℃、醗酵温度16ー19℃、醗酵期間20ー22日/MLFなし
熟成 ステンレスタンク9カ月(澱とともに)/瓶8カ月以上

ALC度数 14%
キャップ仕様 コルク
種類 スティルワイン
色 白
味わい 辛口

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「イタリア最高の白ワインのつくり手」として最も尊敬され信頼を集めるジャンフランコ・ガッロ氏。
人は彼を“北の巨人”と呼ぶ。「ブドウは本来ワインを作るためにこの世に存在するのではない、種を守る為に生まれてくるのだ。ブドウの実、皮、汁は大切な子孫を残すために種を守る。その自然のサイクルを変化させワインは作られる。だからこそ素晴らしいワインを作らなければ自然に対し失礼だ。」(『イタリアワイン最強ガイド』《川頭義之著》より)と自然へ敬意を払い、そのテロワールが最大限に表現される最高のワインを生産すべくこれまで何十年にも渡り畑とブドウの研究に没頭してきた。
彼の言うテロワールとは「人間・土地・気候・ブドウ品種」であり、その中で一番重要な要素が人間であると述べる。決して流行に流されるのではなく、ガッロ氏自らが、この大地で得た知識、経験を元につくり上げられる彼だけの味わい。これこそがまさに「ヴィエ・ディ・ロマンス」の魅力なのだ。
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ジャンフランコ氏は、「良いブドウを作るにはテロワールを理解することが不可欠。テロワール≪人間・気候・ブドウ品種・土地≫の中で最も重要な要素を占めるのが人間である」といいます。
人間の行動が自然界の法則に逆らい自然に手を加えその産物を獲る指令を出すからです。決して投資目的や流行に流されるのではなく、良いワインをつくるには、
 1. テロワールに最も適したブドウ品種を栽培し、
 2. 凝縮したブドウを作り、
 3. 完熟期を迎えたブドウを最高のタイミングで収穫 
  (良いワインを造るための3つの法則)
することが彼の哲学であり人間の果たすべき役割であると考えます。
そしてその思いは長年彼を突き動かし、ブドウ栽培の研究に没頭させてきました。彼のカタログやホームページ( http://www.viediromans.it/ )からもどれだけ多くのデータが蓄積されているか想像することができます。ここまで細かく一つ一つのワインの情報を一般に公開するつくり手がどれ程いるでしょうか。 
几帳面すぎるとも言える彼の性格は長年にわたり彼を畑に向かわせ、あの素晴らしいワインたちを誕生させたのです。
また一方、ワイナリーで働き始めてからも諸外国のフランスやカリフォルニアなどの著名と呼ばれるワイナリーに足を運んでは、持ち帰った理論を自らの土地で実践し、ヴィエ・ディ・ロマンスでの適合性を検証してきました。頑なに自らの理論に拘るのではなく、何が一番良いのが、何が間違っているのか、見るもの聞くものを全て吸収し、自らの英知として築き上げヴィエ・ディ・ロマンスのワインを進化させてきました。つくり手としてはまだ若く40代半ばですが、長年にわたって培ってきた経験と知識が生み出すワイン。人は彼を“北の巨人”と尊敬の念を持って称します。



◆ ジャンフランコ・ガッロ氏 略歴 :
1961年生まれ。チビターレの農業専門学校でブドウ栽培と醸造コースを専攻。
1978年、17歳の時父が経営しているワイナリーに参画。
----- 経営方針から品質に至るまで劇的な改革に着手し、同年自社ブランド(自社瓶詰め)を立ち上げる
1990年、単一畑でのワイン造りを開始。同年、白ワインの醸造法を確立
----- 全ての白ワインはブドウ収穫後醸造・熟成と最低2年の月日をかけて出荷
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スロヴェニアとの国境に近いイタリア最北東イソンツォ川の北側にヴィエ・ディ・ロマンスの畑は広がります。
伝統ある醸造所の歴史は今から約一世紀前までさかのぼることができます。
創立以来「Gallo」の名前で親しまれていましたが、アメリカの『ガッロ』社との関係上、1986年登録名称の変更を余儀なくされ、ワイナリーがローマ街道の道沿いにあることから街道名と同じ、現在の名称である『ヴィエ・ディ・ロマンス 〜 Vie di Romans』(=ローマ人の道)に社名を変更しました。


◆ 気候 :
イソンツォ渓谷に位置し、北のアルプス山脈から大陸性の乾燥し乾いた冷たい東風(Bora)と、アドリア海 の潮風の影響を受けた温暖で湿った風“Scirocco”が一年を通して異なった方向から変化しながら吹き込む独特の微小性気候。夏場日夜の寒暖差が激しく(夏日中の最高気温32度、夜15度)、日照時間も長いため風の影響と共に ブドウをゆっくりと成熟させる好条件が揃う。

◆ 土壌 :
小石の多い赤みがかった土質。地表30-60cmの地点は鉄分と酸化アルミが豊富なフェレットと呼ばれる赤い粘土質と砂岩質土壌。カルシウムが少なく珪酸塩を含む土壌は浅く浸透性が高く水はけが良く、実を成熟させ、育ちすぎを防ぎブドウのアロマの形成を助ける。 また地中に近くなるとドロミテと呼ばれる(白雲石の岩盤)カルシウム、マグネシウムを含む。